すぐにお墓を建てることが出来ない時の対処法

いつでもどこでも気軽にお墓参りをすることの出来る立地条件でしたら、移動に苦労をするようなことはないでしょう。
このことからアクセス性をまずは重視して考え、条件や環境の確認も忘れずに行いましょう。 仏教につきましては、四十九日までに納骨をするということが慣習となります。
しかし都市部などにおいてはお墓を建てるお墓が見つからなかったり、建墓に間に合わないこともよくあるのです。

 

もし四十九日に間に合わないようでしたら、お寺やお墓の納骨堂に遺骨を預かってもらって、お墓が完成してから納骨します。
これは決して仏教の教えに反していることではなく、問題ないやり方となります。

 

墓地だけ手に入れて墓石がまだ未完成の場合は、とりあえず遺骨を納める納骨室だけ作って納骨することが出来ます。
地上には角柱塔婆の正面に戒名、そして側面や裏面に俗名と生没年月日を予め書いておきます。





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すぐにお墓を建てることが出来ない時の対処法ブログ:06 7 2018

あたしの家の自慢は「銀木犀」…
高さ、およそ四メートル、
こぶのあるごつごつした太い幹の周りは、
大人が二人がかりでやっと抱えられるほどである。

銀木犀の花びらがほろほろこぼれ落ち、
辺り一面真っ白な雪のように散る様も、また見事!

この銀木犀は、あたしのお父さんが植えたもの。
庭に植える植木にあれこれ思案しながら、
お父さんは銀木犀の木を選んだらしい。

金木犀のような強い香りでなく、
それでいて庭木として価値のある苗木を探し、
自らの手でこの銀木犀を庭の真ん中に植えたという。

今では、堂々とした大木に成長し、真緑の生い茂った葉は、
いつもさわさわと、心地よい葉音を立てている。

お父さんは、三十六歳という若さでこの世を去った。
青年教師の面影の残る遺影が、今でも座敷の鴨居に微笑む。

小学校の教師をしていたお父さんは、
運動会の校庭の整備作業中、がけ崩れの事故で亡くなった。

幼かったあたしの記憶は実に曖昧で、
お父さんの思い出は皆無に等しい。
お父さんの面影すら、思い出すことが出来ない。

しかし、事故当日の周りの騒がしい様子や、
事故を聞いた時の娘ながらに感じた不安な気持ちだけが、
かすかに脳裏をかすめる。

社会人になったあたしは、
気がつけばお父さんの歳を遥かに越してしまった。

しかし、不思議なことに
娘の頃からこの銀木犀が大好きで、
毎年銀木犀を見上げては、その豊かな香りに秋の気配を感じ、
心癒され元気付けられて来た。

祖母は毎年必ず時季になると、
一輪挿しにこの枝を挿し、ささやかな家庭の中で、
移り行く季節を楽しんでいた。

そして、
ただ漠然と、いつも心の隅で、
「これは昔々、お父さんの植えた木なんだなぁ」と
あたしは記憶にないお父さんを思ったりしたものだ。

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